TOEICのスコアアップのコツをつかむこと。
日本人のTOEICの平均点である450-500を目標とする方のスコア配分は、リスニングがリーディングよりも多少点数が高い場合が多い(もちろん違う場合もあります。)です。一般的には、中学の基本文法は記憶のかなた、単語は独学で多少はやってみようとしたが、熟語や語法や口語表現なんかは、後回しになっているということがよくあります。
このレベルの方は、まだ基本単語が完全には身についていないかと思われます。まず単語と熟語量を増やすことを優先して勉強して下さい。(発音記号が読めない方は、まず、それが先になります。そうしないと、スペルミスも多くなるし覚えにくいので非効率です。)
このレベルの方で覚える必要がある単語はよく目にするものばかりです。教材テキストを読んで、どのような文脈で使われる単語なのか確認しながら定着をはかられるとよいでしょう。また、英字新聞や英文記事に挑戦してみるのも良いでしょう。ただ、書かれていることが、全部理解できなければいけないというわけではないので、気楽な気持ちでOKです。授業が終わって綱島から東横線に載っている時はNewsWeekを読もうとか、そのように決めておけば、今の世界に関しての単語を学ぶ機会が持てます。 さて、450-500点を目指されている方たちの勉強のポイントが単語量を増やすことにあるとして、単語をただやみくもに覚えるのではなく、効果的に覚えていくにはどうしたらいいか?その方法は授業の中で紹介していきます。
TOEICでは正確にかつ迅速に文章を読む能力が要求されるのはご存知の通りですが、このレベルの方は正確さの方を優先させて読むことがポイントです。パートZの問題は、落ち着いて読めば必ず本文中に解答の鍵が書いてあるのですから。その「鍵」を的確に読み取るコツをお教えします。