グリーンライン日吉経由や横浜線菊名経由の生徒も多数
TOEIC900点を目指すレベルの方は、語彙力も文法力もかなり備わっている人たちです。このレベルになると、小手先のテクニックで得点アップをはかることは不可能、地道な努力を積み重ねていくしかありません。問題を読み、解くスピードにさらに正確さを加えていく。パートZの文章も、二度読みができるようにしたい。つまり、一度内容をつかむために大雑把に読み、選択肢を見て正解が書かれている部分をもう一度正確に読み取る、そしてこの作業をしても最後まで問題を終わらせることができるくらいの実力を身につけたいところです。
TOEIC900点を目指すには、パートTは落としたくありません。それだけに逆にパートTで緊張のあまり、間違えてしまうということが起こり得ます。高得点を目指すには、仮りに分からない問題があっても、それをあとに引きずらないということも大切です。900点を取ればいいだけのことであって、なにも満点の990点を取る必要はないのですから。
「試験中の失敗をあとに引きずらないように」というのは、パートTだけでなくパートV、Wにもあてはまることです。パートV、Wの解答法として、「設問の先読み」はどの攻略本にも書いてあります。しかし、設問の先読みができなかったとき、あせらず解答できる方法は? このことについて書いてある攻略本は見かけないと思います。その方法は当校でお教えします。
さらには、パートIにはさらにわなが潜んでいます。他のパートと比べて短いために、リスニングにおいて答えを導く為のヒントが少ないという点です。リスニングが長ければ、その中にヒントがたくさん隠れていて、たとえ1つのヒントが分からなくても正解が出せるようになっていますが、パートIはヒントはだいたい1つしかありません。その1つの表現を知らなければアウトなのです。簡単ですが、このセクションで満点を取るのは案外と集中力を要求される。
「おお、TOEIC900点の人だ!きっと良くできるんだろうな。」そんな目で見られる嬉しさがある半面。「自分は中学レベルの英会話ができない。」「まだまだもしかしたら中学文法から勉強し直した方がいいんじゃないのか?」こんなことをTOEIC900点台を取得すると思うようです。謙遜ではないんです。TOEICにはスピーキングやライティングはありませんからね。スコアアップに集中しすぎるあまり、他の対策がおろそかになっていて英語力のバランスが悪いわけです。本人もそれを自覚していて、英語力には自信がないから900ということをあまり言いたがらない。800点程度でもスピーキングやライティングが900の人のそれをしのぐことは良くあることです。でも800は800で900ではありません。だから、900とうことを自信を持って言えるようになるためにも、スコアが達成したら、アウトプットもどんどん練習していきましょう。そうするといつの間にか、眼中になかった英検1級の二次試験まで完全合格も目前となっていることでしょう。