|
|
準2級の対策講座の授業で扱う内容の一例
- T:次の文を見て下さい。
- He is laying on the sofa.
- この文、ちょっと変な文なんですが、どこがおかしいですか。
- A:laying がおかしいです。
- T:laying をどう直しますか。
- A:ええと、どう直すかというと...それはちょっと
- T:lie と lay という2つの動詞、まぎらわしいですね。どちらかが他動詞で「横たえる」の意味、どちらかが自動詞で「横たわる」の意味。違いは分かっているんだけれど、どちらがどちらだったかすぐ忘れてしまう、また、逆に覚えているという人もいますので気をつけましょう。はい、Bさん。lie 他動詞、自動詞どちら。
- B:自動詞。
- T:で、意味は?
- B:横たわる。
- T:そうですね。lay は他動詞で、「横たえる」という意味です。この二つの動詞の間違えやすいところは、意味を間違えやすいことと、変化形が紛らわしいことです。それぞれ次のように変化します。
- lie - lay - lain - lying 横になる
- lay - laid - laid - laying 〜を横にする
- さらにまたややこしいのが、現在分詞の lying は、うそをつくという意味の lie の現在分詞と同じ形です。ついでだから確認しておくと、うそをつくという意味の lie は規則変化の動詞です。しっかり覚えて下さい。
- lied - lied - lied - lying 嘘をつく
- B:はい。
- T:ところで、He is laying on the sofa.という文は、これはこれで意味をなす文なんですね。どういう意味でしょう。
- A:?
- T:この文では lay は自動詞として使われていますが、lay は自動詞だと、卵を生むという意味があって、この文は「彼はソファーの上で卵を生んでいる」という意味の文になります。ちょっとあり得ない...
- A:lieとかlayとか、riseとかraiseとか、そういうのいつも混乱するんですが、なんかいい方法ないですか?
- T:たしかに、混乱しやすい。みんな混乱しているものです。私自身、昔は混乱したこともあった。けど、とある覚え方をしたら全然混乱しなくなりました。
- 続きは授業で・・・。
|
|
|