大学受験を成功させ、さらに社会に出てから使える英語を
社会に出て実際に英語を使うようになって、学校で習った英語と実際に使われている英語が少し違うと感じられている方は多いと思います。いや、少しどころかかなり違うと感じられているる方もいるかもしれません。それを知らずに、学校で習った英語を信じて使っていると、思わぬ誤解を与えることがあります。
学校英語を修正して、使える英語を身につけるのは、早めにやっておいたほうがいいでしょう。当コースは、国際的に通用する英語を高校生のうちから身につけることを目標とし、英語力だけでなく、自分の考えを持ちそれをきちんと言葉で表すことを重視し、その能力を身につけてもらいます。
といっても、学校で教えていることをまったく否定しているわけではありません。単純化・ルール化し、初心者に分かりやすいものにしていこうという学校の指導方法の利点も、ある程度は認めます。しかし、単純化しすぎるあまり、実態にそぐわないものになっている面が多々見受けられます。
例えば、現在分詞・過去分詞に関し、「現在分詞・過去分詞の形容詞的用法は、分詞を単独で用いる場合は名詞の前、他の語を伴う場合は名詞の後ろに置く」と学校では習うかと思います。このようにルール化しておけば、前に置くか後ろに置くか迷わずにすむ、という利点はあるのかもしれません。しかし、分詞が単独で名詞の後ろに置かれている用例は頻繁に見受けられますし、ネイティヴに聞いても「そんなルールは聞いたことがない」という答えが返ってきます。
このような、英語にまつわる「迷信」は早めにといて、早くから実用に即した英語を学習することが大切ではないでしょうか。これがこのコースの目的とするところです。
「語学を学ぶことは、その国の文化について学ぶこと」と言います。また、文化を学ぶことなしに、言語を真に習得することはできません。当校の高校生コースではでは、高校生という学習段階を意識し、英語の能力を伸ばすことだけでなく、英語圏の歴史・文化についても学ぶことを意識して、カリキュラムをつくっております。購読、リスニングともに歴史・文化の学習を意識した教材選びをしております。