Art横浜英語教室綱島校の通訳英語コース

通訳学校コースの授業で扱う内容の一例

(ニュ−ス全体を一度聞いたあとで)

• Ｔ：Ａさん、このニュースの大まかな内容は何ですか。
• Ａ：インターネットの話です。
• Ｔ：そうですね。Ｂさん、もう少し具体的に。
• Ｂ：中国でオンラインショップを開いた女性の話です。
• Ｔ：その通りです。大まかな内容は、中国でオンラインショップを開いて成功した女性の話、ということですね。では、彼女がインターネットショップを開いたのはいつのことで、どれくらい売り上げを伸ばしているか、また、中国のインターネット人口は現在何人くらいか、いずれもニュースの中で述　べられていることですが、これらをポイントに、２回目の聞き取りをしてみましょう。

(再びニュース全体を聞く)

• Ｔ：はい、聞き取りのポイントとして指定したところ、聞き取れましたか？　彼女がインターネットショップを開いたのはいつのことですか。Ｃさん。
• Ｃ：５年前。
• Ｔ：そうです。彼女の店はどれくらい売り上げを伸ばしているか。Ｂさん。
• Ｂ：80％と言っていましたか？
• Ｔ：そうです。もう少し正確に言うと、年80％の増益ということでした。中国のインターネット人口についていっている部分、聞き取れましたか。Ａさん。
• Ａ：87 million ですか？
• Ｔ：はい、そうなんですが、通訳の際にはそれをとっさに日本語に直し必要がありますね。Ｃさん、日本語で言うと...
• Ｃ：えーと、8千700万人。
• Ｔ：はい、いいでしょう。大まかな内容がつかめたところで、細かい聞き取りの練習をしていきましょう。文を流しますので、聞いたあとそのまま英語で言ってみてください。
There are two reasons why ...
• Ｔ：Ｂさん。
• Ｂ：There are two reasons why ...
• Ｔ：はい、よく聞き取れていますね。では次の文。この文は、文の構造が分かりますか？　聞いたあと、この文の動詞を答えて下さい。

(文を流す)

• Ｔ：Ｂさん。
• Ｂ：answer ですか？
• Ｔ：んー、違いますね。この文では、answer は名詞として使われています。Ｃさん、分かりましたか。
• Ｃ：speak。
• Ｔ：その通りです。この文は　the founder が主語で、speak が動詞という構造になっています。それを踏まえて、今の文をもう一度聞いて、日本語に訳してみて下さい...